誰も止めないので書けるだけ書く

読みやすくするように頑張ります

POCOTONE DLC (私から見た)リリースまでの経過 (Full ver.)

前書き

 

後述しますが、POCOTONE DLCは曲・譜面ともに良質です。難易度も高くないので、シクスターゲート・スタートレールを始めたての方にもおすすめできます。この記事では批判的なことも書きましたが、全て過去のことであり、結果出てきたDLCそのものは非常に良かったことを念頭においてください。また、愚推や機械翻訳の自己解釈に基づいた記述も多いため、そこは適当に扱ってください。

なお、人名等は敬称略で書いております。

 

この記事はFull ver.であり、何でもかんでも書いているので非常に長く、布教記事というより随筆に近いものです。単純なDLCの紹介が見たい方はこちらのRadio Editをご覧ください。

terrastellal.hatenablog.com

 

あるいは、こちらの記事を見るのもよいかもしれません。

note.com

 

 

 

はじめに

 

私は暇さえあればシクスターゲートに関する投稿を検索する異常なファンであり、韓国語の情報であってもgoogleやpapagoで翻訳して*1調べています。

 

そこで昨年11月末ごろにFandingでVtuberコラボDLCのためのクラウドファンディングを行うというニュースを見たとき、私は困惑しました。

 

 

クラファンの詳細

 

だいたいファンディングの説明は以下のようなものでした*2

 

VtuberユニットPOCOTONEの新曲10曲入りコラボDLCを制作するためのクラウドファンディングを行う。目標額は500万ウォン。

 

ここでは韓国国外からの支援は1ドル=1000ウォンのレートで取り扱われていました。実際の為替相場よりもかなりドル安ですが、これで換算すると目標額は5000ドルとなります。以下金額はドル単位で示します。

 

プランは3種。

 

DLCパッケージ...11ドル(DLCの販売予定価格の33% OFF)、1か月先行プレイ

POCOTONEパッケージ…55ドル、上記に加えて10曲を収録したUSBアルバムパッケージ、歌詞カード、箱

貴人パッケージ*3...88ドル、上記に加えてイラスト入り大型マウスパッド

 

ストレッチゴールは以下の通り。

 

200%...DLCEMOTICONを追加

400%...POCOTONEの曲専用のロード映像を制作*4と各曲にアイコン・バナーを追加

600%...POCOTONEメニュースキン追加、1曲BGA制作

1000%...3曲のミュージックビデオ制作

2000%...10曲全曲ミュージックビデオ制作

 

当初は1000%で1曲にBGA追加、2000%で全曲BGA追加しかないという無茶なものでしたが、すぐに現行のものに改められました。

 

これまでリリースされたF&D、東方 01、L&Dの各DLCに含まれたメニュースキンは600%の特典になっており、200%と400%の特典はこれまでのDLCにない新規なものでした。

 

最後のストレッチゴール、2000%の達成には1億ウォン、換算すると10万ドルが必要でした。

 

 

 

 

私がこのファンディングの知らせを見て、正直シクスターゲートがこれから向かう方向について疑問を抱いたのは事実です。

 

それほどこのDLCはこれまでのシクスターゲートの歩みから離れて見えました。

 

しかし、私はシクスターゲートとのこれまでの関わりによって、シクスターゲートのDLCとくればほぼ無条件に金を払うという姿勢になっていたので、とりあえずDLCパッケージでファンディングを行いました。

 

実物リワードの韓国から日本への送料が高すぎなければ、より高額なプランにしたかったのですが、残念ながらそれはできませんでした。

 

 

POCOTONEとは何者か

 

そして、せっかくなのでこのコラボ先であるPOCOTONEがどのような集団なのかnamuwikiなどで調べてみました。namuwikiの記述をgoogle翻訳するくらい誰でもできると思うので、ここで私がまとめる意義はあまりないかもしれませんし、wiki的な記述からくる印象と実際の配信ではかなり異なるとは思いますが…

 

POCOTONEは、韓国の映像配信サービスアフリカTVで活躍中のバーチャルBJユニットです。BJというのはアフリカTVなどでの配信者の呼び方で、Broadcasting Jockeyのことだそうです。メインとするプラットフォームがYouTubeではないのでVtuberという表現は正しくないとする説もありますが、ここではVtuber表記を通します。

 

ファンディング開始時点では3人組でした。

 

오리꿍(オリクン/Origgung) ...どうやらアヒルらしい。韓国においては歌手のような活動が中心であることの多いVtuberの中で、ゲーム実況者であることを特徴としており、ジャンル・規模を問わず様々なゲームを実況する。2022年アフリカTVで新人賞を受賞。

 

얌(ヤム/YAM*5 )...初配信によると、種族は細菌*6。ゲーム配信をしていることが多いようですが、歌声が人気のようです。

 

히요코(ヒヨコ/Hiyoko)...現役女子高生で、韓国の成績評価制度である等級制度において最低の9等級*7であることが特徴。強烈なキャラクターで配信を進める。

 

もともとDREAMSCAPEYという、同人音楽サークルを前身とした音楽コンテンツ制作会社が個人勢を集めて期間限定のアイドルユニットを作るPROJECT CONNECTを立ち上げ、そこでオリクンとヤムが出会い2022年8月にPOCOTONEを結成。その約3か月後にヒヨコが加入。その後、同じくPROJECT CONNECT1期生である달체솜(Dalchesom)が加入して4人組となっているようです。

 

音楽活動ではPOCOTONEでもDREAMSCAPEYと共同作業をしていました。POCOTONEのYoutubeチャンネルでは、カバー曲が中心にみられますがオリジナル曲もいくつか見られています。

 

 

 

日本での消費不可能性

 

以上の様に書いてみましたが、結局配信はほぼ全編韓国語で行われ、韓国語が本当にわかる人でなければコンテンツを消費しづらいのが事実です。私はシクスターゲートに関することなら韓国語の情報でも翻訳してでも得ると先ほど書きましたが、それは文字情報までが限界です。配信で話される言葉、歌われる歌詞までは理解できません。従って、このDLCの曲名・ジャケット・歌詞に配信者の内輪ネタを含む可能性がないでもないと思いながら、あったとしても一つも指摘できません。

 

それで、このクラウドファンディングの情報は韓国語でしか伝えられませんでした。もしかしたら日本語でアナウンスしてもよかったかもしれませんが、日本人が知る由もなく、知っても言語の壁により消費が困難なコンテンツとのコラボなので、日本語アナウンスがなされなかったのも理解できます*8

 

その結果、日本では私のような韓国語の情報を翻訳してでも得る、しかもシクスターゲートとくればすぐに金を払う奇特なファンのみがクラファンに参加することになりました。

 

 

コミュニティの困惑

 

では韓国での反応を見てみましょう。

 

DCインサイドのSixtar Gateマイナーギャラリー*9における反応はやはりというべきか賛否両論で、コラボを擁護する内容もありましたが、Vtuberやそのコミュニティに対する嫌悪も感じる内容も多くありました。

 

特に流入によるシクスターゲートコミュニティへの損害を訴える声が複数上がった他、中には、モバイル端末向けのClassic、未だにアーリーアクセスのままのSteam版、Switchソフト2つとプロジェクトを多く抱えすぎて無理のある開発計画*10とそれによる曲追加の停滞を含め、これまでの不満が爆発した人もいました。

 

これらは投稿に表れた反応ですが、コミュニティに投稿しないファンがかなり多くいるわけで、その人たちがどのように考えたかは想像しかできませんが、このクラウドファンディングに関しては気づかないふりという人が相当な割合でいたのではないでしょうか。

 

客単価の問題

 

音ゲーマーの間での反発があっても、POCOTONEやVtuberのファンが多く集まって金を積めばよいのですが、ファンディングそのものは1日で100%達成して以降ほとんど伸びませんでした

 

まあ、100%達成した時点で成功は成功なのですが、やっぱり2000%まで目標が用意されているからには、もう少し伸びてほしいところがあったのではないでしょうか。

 

広報の問題だったかもしれませんが、パッケージ設定にも難があったかもしれません。

 

他の音ゲーのクラファン、というかゲーム関連のクラファンはある程度異常な金額のプランとリワードを用意して、一部の異常なファンはそれに支払うものだと思うんですが、ここではそのようなプランがあったとは言いにくいものでした。

 

最高額のプランが88ドルなので、例えば600%のストレッチゴールである30000ドルには少なくとも341人の出資が必要になります。これは、このファンディングに最終的に集まった288人よりも多いです。そして、全員が88ドルの出資をしない*11ことを考えると、必要な人数はさらに多くなります。

 

それでかは知りませんが、ファンディングの後の方になって、パッケージを複数まとめて販売して高額にしたプランが追加されました。

 

これ自体が相当な苦し紛れに見えますが、恐らくこの時点で、もっと多く払えたかもしれない多くのファンがすでに88ドルのプランでファンディングを済ませていたであろうことがもっと苦しいです。プランの変更や複数パッケージ購入が不可能なことを考えると、初めから高額なプランを用意した方が良かったのではとも思います*12

 

 

クラファンの期間終了まで

 

クラウドファンディングは当初はおおよそ12月で終了する予定だったと記憶していますが、結果が芳しくなかったためか、報告すべき進捗の遅延のためか、複数回の延長があり、最終的にファンディングが終了したのは3月20日でした。

 

200%のストレッチゴールを何とか超えて、3月18日ごろにPOCOTONEの3人が一部の楽曲公開を含む宣伝配信を行ったおかげもあって最後に若干ブーストがかかり、315%で終了しました。

 

なお、2月下旬~3月上旬にYoutubeのCFK公式チャンネルで、10曲それぞれのカラオケ試聴音源が1日1曲ずつ公開されました*13が、クラファンの促進効果はあまりなかったようです。

 

各曲の(仮)タイトルとコンポーザーが明かされたのですが、litmus*を除けば音ゲーマーにはなじみのない名前ばかりだったことも、良い判断材料とは言いにくかったのではないでしょうか*14

 

私は、結構良さげな音源だったので「もしかしたら良DLCかも」程度には思っていましたが、やっぱり歌声がこの上に乗る以上どう転ぶかわからないとも思っていました。

 

 

先行プレイ解禁まで

 

ファンディング終了から2か月後、DLCの先行プレイリリース予定である5月になりました。

 

よくあることですが、作業進捗の更新とともにその予定は5月末になっていました。

 

このとき、シクスターゲートは前回の曲追加こそ1ヶ月前の4月27日RiraN's Planetでしたが、その前だと旅の扉*15とAvant-garde (Delta) (Andromeda 02を含む3曲)がリリースされた2月23日で、その前は2022年12月22日椿の花Lustroustravel (X-mas Remix)になり、その間の期間はスターライト譜面追加のみで糊口をしのいでいた*16という、とにかく曲追加に乏しい状況でした。

 

これ自体はあまりよくありませんが、その結果大変久しぶりの、しかも10曲という大規模な曲追加ということで、POCOTONE DLCに期待するほかない状況になっていたと私は感じておりました。

 

日本語コミュニティは一部のファン以外DLCの存在を認知すらしていなかったかもしれませんが、先行プレイを心待ちにしている人が数人いました。

 

そして、予定通り、ゲームファイルにDLCデータを導入するアップデートが5月31日に行われ、翌32日にキーがメールで配布されて迷惑メールフォルダに振り分けられたのでした*17

 

メールの発見に手間取ったなどで、プレイ開始には若干の時差がありましたが、先行プレイが始まりました。

 

シクスターゲートの新規DLCというだけで考えなしに支援した私のような人*18が先行プレイを楽しむことになりましたが、コンテンツのクオリティ、というより音ゲーマーの嗜好にどれだけ合っているかに関する期待は、そもそもなかった人が多かったんじゃないかと勝手に思っています。

 

 

DLCの全容

 

では、私たちが受け取ったコンテンツを見てみましょう。各曲について、QUASAR譜面のレベルと歌っている人、試聴音源で示されたジャンル名だけは示しておきますが、譜面や曲に対する私の感想やコメントがあれば脚注に追いやるので、できればまずは前情報なしで譜面動画をご覧ください。私は曲の感想を書けないんですが。

 

Flower Garden (10)

ヤムが歌うKawaii Bassです*19

www.youtube.com

*20


Dream Star (10)

ヒヨコとヤムが歌うFuture Bassです。

www.youtube.com

*21

 

I Love Me (11)

ヒヨコが歌うElectro Popです。

www.youtube.com

 

 

사무치는 누군가의 위로/Scatter One's Consolation/染みた誰かの慰め*22(LUNAR 10/SOLAR 11)

オリクンが歌うEnka+EDMです。

www.youtube.com

*23

 

죄인과 세계의 마침표/Come to an End/罪人と世界のピリオド(12/11)

ヤムが歌うJ-Popです*24

www.youtube.com

 

 

코스믹 텔레파시/Cosmic Telepathy/コスミック・テレパシー(12)

メンバー3人が歌うJ-POPです。

www.youtube.com

*25

 

:하트: :돋보기: :무지개: :오리: :별:*26/:heart: :mag: :rainbow: :​duck: :sparkles:/❤️ 🔍 🌈 🦆 ✨*27(13)

オリクンが歌うJ-POPです。

www.youtube.com

*28

 

Love this memory (13)

メンバー3人が歌うSummer Popsです。

www.youtube.com

*29

 

첫사랑의 시작 소리/First love begins/初恋が始まる音(14)

ヒヨコが歌うToy Popです。

www.youtube.com

*30

 

Disallowed (15)

オリクンとヒヨコが歌うRock(J-Rock)です。

www.youtube.com

*31

 

 

それに対する反応

 

どうでしょうか。

 

私は読者の感想が一致することを期待しませんが、Vtuberコラボということで、寒いものを予期していた人がもしいたとすれば、聴いてみると案外そうでもなかったのではないでしょうか。

 

もちろんVtuberの音楽活動というだけで寒いと見なすのはよくない偏見ですし、実際音楽界への受容(?)も始まっていると思いますが*32*33、にしてもここまで音ゲーマーが好みがちな曲調で揃えてきたのは私には意外でした。

 

特に「染みた誰かの慰め」の中毒性が強烈ですが、他にも「罪人と世界のピリオド」がコミュニティでは一般に良い曲とされ、それ以外の曲もよかったといえます。

 

そのうえで、難易度が高くなく、嫌な配置も少ない、音楽を楽しめる譜面*34が付けられていたのもかなり驚くべきことでした。

 

で、シクスターゲートのコミュニティはこれまでの不安などまるでなかったかのようにPOCOTONE DLCを賞賛し始め、「シクスターゲート本体と同時に買うことが必須」とまで言う人が出てくるほどでした。

 

 

後知恵バイアス

 

この熱いてのひら返しは後から見れば結構当然のことだったように思います。

 

そもそも前述の偏見があったこと、それから一部の人には「自称ハードコア嗜好の音ゲーマーが本当はそうじゃなかった」という身もふたもない説明があてはまるかもしれません。

 

そもそもゲーム中でのVtuberのプッシュが強すぎなかったことが利点として働いている説はありますが、これはストレッチゴール未達成により、Vtuberの追加要素がさほど多くならなかった結果かもしれません。ただ、メンバー3人については、配信で登場するような3Dモデルではなく、シクスターゲートのイラストレーターのseominによる絵で描かれているため、違和感なくシクスターゲートに溶け込めていることは重要だと思います。

 

 

ただ、楽曲制作についてもう少し考えてみましょう。

 

今回のDLCに参加したコンポーザーは139cm、BlueArpeggio、litmus*、N4ML*35、STELLARです。結構音ゲーマーにはなじみのない名前も多いかもしれません。

 

このうちlitmus*以外はPOCOTONEの所属事務所、DREAMSCAPEY所属の作曲家です。

 

もともとDREAMSCAPEYは音楽コンテンツ制作会社で、スマホゲームの歌付きのサウンドトラックなどの制作を行っていたようです*36が、PROJECT CONNECTがなぜ始まったかといえば、異世界アイドルの活躍を見たN4MLが、個人勢がバーチャルアイドルになる機会を提供したいと思ったからなわけです。

 

言ってみれば、このDLCで行われていたのは音ゲー曲制作というより、DREAMSCAPEYによるアイドルの楽曲プロデュースのほうが近いということになります*37

 

音ゲーのために書き下ろされるオリジナル曲という意識もあったはずで、その場合、かなりまともな出来の音楽ができることはほぼ確定していたのではないかと思うのです。

そして、それに対してリリースまで一部のファンが懐疑的だったのも自然なことなのですが。

 

ところで、PROJECT CONNECT シーズン1は、8人全員が参加するシーズンのオープニング・クロージング曲、各メンバーのソロ1曲ずつでオリジナル曲が合計10曲とカバー曲8曲を含みました。プロジェクトが始まったのは2022年3月1日で、当初はメンバーのコラボ配信を中心に進行し、同年7月に終了予定でしたが、いろいろあって、最初のオープニング曲が発表されたのが11月4日、エンディング曲が発表されたのが4月18日でした。

 

この期間で楽曲とMVの製作が何か月あったのか分かりませんが、そう考えるとPOCOTONE DLCではMVがないにしてもVtuberユニット3人組のオリジナル曲10曲を音楽ゲームDLCのために書き下ろすというのは、かなりすごい計画だったのではないでしょうか。

 

それを、シクスターゲートのコミュニティの一部が主にVtuberへのイメージにより批判していたのはなんとも悲しいことだったと言うほかありませんでした*38

 

 

また、開発者インタビューで言われていたのが、「シクスターゲートという新しいIPだからこそ可能なコラボであり、より大きくて歴史のあるIPがやろうとすると反発がシクスターゲート以上のものになるだろう」ということ、「POCOTONEはオリジナルコンテンツを作りたいというモチベーションが強いことがあり、シクスターゲートには良質な曲が追加されPOCOTONEには自分のコンテンツのよいアピールになる」ということでした。

 

もしかしたら今後もこの様な意外なコンテンツ追加が来るかもしれませんが、嬉しい驚きとなることを期待しましょう。

 

正式リリースへ

 

さて、このDLCは1ヶ月の先行プレイ後、6月末に正式発売される予定でしたが、実際にリリースされたのは6月34日でした。SteamのDLC審査が遅れたためということでした。

 

ファンディングのDLCパッケージから結局値上げされず、安く購入することができます。

 

POCOTONEの方のファンは何人がこのdlcを(ゲーム本体とともに)購入したのでしょうか。

 

そして、クラウドファンディングDLC以外のリワードであるUSBアルバム・マウスパッドの配送も行われました。クラウドファンディング期間中にはっきりとは開示されていなかったと思われる情報として、ゲームサイズでないフルバージョンの楽曲が10曲作られたこと、当該アルバムにはフルバージョンの楽曲が収録されていたことが挙げられます*39

 

実際の曲を聴いた後で言うのはズルかもしれませんが、デジタル配信販売でよいので今からでも欲しいと思いました。

 

そして、このDLCNintendo Switch版でも2024年2月8日に発売されました。昨年12月に発売されたWACCA DLCはレベル15が4曲もあるなど高難易度が特徴でしたが、こちらはPC版同様難易度が低めになっております。とはいえ、Quasar譜面はゲートレーンを左右どちらの指でとるか正しく判断しないと取りこぼしまくるシビアな譜面がそろっており一筋縄ではいかないところもあります。背景情報がなければなかなか買いにくいとは思いますが、非常によいDLCなのでプレイするとよいと思います。

 

Switch版もPOCOTONEがWACCAより先に出ると思っていたのですが…。

 

 

その後

 

DLCの先行リリースの日、新曲リリース時の恒例である下埋めを、公式discordでほかの人の感想などを見ながらしておりました。

 

NOVA難易度を埋め始めたころ、UNITY SESSIONのプレイヤー名に「오리꿍」があることに気づき、すぐにアフリカTVの配信を見つけてオリクンのプレイの様子を観覧しました。Love this memoryのLUNAR NOVAでSを取った時、私はオリクンのEMOTICONを投げました。

先行リリース当初はジャケットが仮の画像でした。

オリクンはこの時投げられたEMOTICONに対して何らかの反応をしたと思ったのですが、まともに機能しない音声翻訳は使い物にならず、何を言ったかわかりませんでした。しかし、これで私は「言語の壁を少しだけ超えてやり取りができた」と思い喜んでいました。UNITY SESSIONでのEMOTICONの意義が大いに示されたといえるでしょう。

 

ところが、さらに見ると、その直後に左上に何らかのバナーが表示されて*40、どうやらそれを読み上げただけだったらしいことが判明しました。つまり、EMOTICONに関するコミュニケーションなど初めから存在していませんでした*41。私はどうやら分をわきまえていなかったようです。

 

とはいえ、リリース当日に、意外とかなり良質だったDLCに触れて大いに楽しみ、そしてUNITY SESSIONで配信に映り込んでEMOTICONで厄介オタクするのは楽しかったです*42。私はこのDLCの先行リリースと、それに伴うイベント的な状況を大いに楽しみました。

 

その後(リテイク)

この記事はNintendo Switch版のDLCがリリースされたときに公開する予定だったのですが、なかなかNintendo Switch版のDLCがリリースされず、その間にもう少し「その後」にふさわしいエピソードが生まれたのでここに書きます。

 

Nintendo Switch版のPOCOTONE DLCがなかなか発売されず、私がいろいろ憶測を重ねていた2023年10月上旬、シクスターゲートの開発会社であるスターライクが主催のボカロ・ブルアカ・Vtuberを中心とした同人イベント「イラスターフェス」が韓国のKINTEXで行われました。そこにはシクスターゲートの企業ブースがあって、クリアファイル・アクリルスタンド・キーホルダーといったグッズの販売*43の他、来るべきWACCA DLCNintendo Switch版試遊イベントがあり、そしてPOCOTONEによるDLC曲のライブがありました*44

 

日本のファンはこのライブに現地参加することが現実的ではありませんでしたが、幸運にもライブのインターネット配信があったのでそれを視聴できました。

 

そこで、このライブ配信のリンクをDiscordに貼り付けたところ、その場にいる日本語コミュニティメンバーの数人でDiscordで盛り上がりました*45。元来POCOTONEとの接点などあろうはずもなかった日本語コミュニティのメンバーが集まってこのライブを楽しむに至ったことは、シクスターゲートが成し得た一つの奇跡だと思います。

 

ライブそのものはDLC曲の歌唱の間に歌ったメンバーのトークがある形式でした。トークは韓国語なので、その内容が「今歌った曲」の紹介なのか、単なる視聴者/観客とのじゃれ合いか、DLCそのものの舞台裏なのか、今後の予定なのか、全く分かりません*46。ただ、私達はその話し方や動作を見て楽しんでいました。

 

楽曲の演奏ではそれぞれの曲を歌うメンバーが歌って踊っていましたが、それぞれの曲に特徴的な演出が追加されていました。楽曲そのものについては、ファンディングでアルバムを購入しなかったファン、つまり日本語コミュニティでいえば恐らく全員が初めて*47DLC曲をフルバージョンで聴くことができました。いずれもカットされた部分は楽曲の印象をちょっとだけ変えるようなものでした。時間の都合などで全ての曲は演奏されませんでしたが、歌唱パートはアフリカTV内で切り抜かれているので探して聴いてみてはいかがでしょうか。また、左下に歌詞が表示されたため、書き起こしなどの手間はあれどようやく各曲で何を歌っているのかが分かるようになりました*48。私にとっては先に脚注に書いた理由により良し悪しなものですが、興味には勝てず自分で書き起こし*49てpapagoに突っ込みました。

 

そして忘れてはならないのが、POCOTONE4人目のメンバーであるダルチェソムの参加です。ファンディング期間後にPOCOTONEに合流したためか、Steam版DLCには参加しておらず、ストアページやジャケットなどにも一切描かれておらず、なんならDiscordでの公式によるPOCOTONEライブのアナウンスでも明示的には言及されなかった彼女ですが、ライブ冒頭にPOCOTONEメンバーの一人として登場しました。この時は「まあ、確かに今は4人だし、一応一人だけ出てこないのもアレなんだろう」と思ったんですが、なんと4曲目に単独曲「Dream Walker」を引っ提げて登場しました。この曲は当然ながらDLCに収録されておらず日本語コミュニティは驚愕したわけですが、その後直ちに上がった考えが、「Switch版DLCリリースに伴い追加されるPOCOTONE DLCの11曲目」というものでした。というのは、以前発売されたDLCではそのような曲追加がサプライズであったという前例があったのです。そして、曲そのものはユーロビートであり、非常に「叩けそう」な曲だったというのも、今後の期待が高まる要素でした。さらに、ラストの、DLCではメンバー3人で歌う曲だったコスミック・テレパシーが4人で歌われたことなど、「ファンディングの時は3人だったが、今はダルチェソムも含めて4人でPOCOTONEである」ことが強調されたように思われます。

 

私自身に関して言えば、これまでSwitch版のDLCがなかなか出ないことに関して色々考えていたネガティブな憶測がこのライブでほぼ全て吹っ飛んでしまいました。

 

確かに、DREAMSCAPEYは8月末に解散・廃業し、所属する作曲家は契約を解除されたので版権周りの問題が若干ややこしくなった可能性はありますし、POCOTONE内部でもいろいろなことがあったようで*50、それが影響している可能性はあります。

 

それでも、これらのことがあった後で、POCOTONEは今でも元気に、強く立ってアフリカTVで活動を続けている様子が明らかにあったのです。こんなことでDLCのリリースがなくなるはずがありません。

 

むしろ、ダルチェソムの参加に関していろいろ想像を膨らませていました。結局、リリースされたSwitch版のDLCには特にPC版から曲目の変更はありませんでしたが、今後の展開がないわけではないと思います。

 

最後に

この記事は2023年11月にほぼすべて書き終え、Switch版のPOCOTONE DLCの発売に合わせて公開するつもりで温存していました。そのため、それ以降のPOCOTONEと各メンバーの動向については記述していませんでしたが、あれ以降様々な変化をしつつも、現在も盛んに活動中で、シクスターゲートとのかかわりも続いているようです。5人目のメンバーもいるとか?

 

私はPOCOTONEを一切知りませんでしたが、こうしてシクスターゲートと関わった以上、私はPOCOTONEの今後のさらなる活躍を願うほかありません。

 

*1:韓国語に関しては、papagoのほうが自然な日本語に訳せますが音ゲー用語やインターネットジャーゴン的なものを無理やり解釈して破壊してしまう傾向があり、googleのほうがそのような用語がそのまま残る傾向にありますが翻訳拒否が起こって訳出されない部分が出ることもよくあるので、両方を併用することが推奨されています。

*2:参考:

fanding.kr

*3:papago翻訳による。日本語では「プレミアムパッケージ」が自然でしょうか。

*4:おそらく「システムオールグリーン!発信準備完了!」のこと。

*5:ゲーム内ではメンバー3人の中で唯一Alphabet表記でした。

*6:つまり、ヤムは日本語ということなのでしょうか。ヒヨコも日本語だし驚きです。

*7:相対評価で、下から4%という。

*8:しかし、いくらコラボ相手が言語の壁により消費困難なコンテンツだったとしても、韓国語だけで告知したらそのことによって韓国国外のファンに「自分たちをターゲットにしたDLCではない」と思わせることになったかもしれず、その利点はなかったのかもしれません。今から言ってもどうしようもありませんが、これを機会に日本のファンに対してPOCOTONEの知名度を高める活動をしてもよかったんじゃ…とは思います。すでにPROJECT CONNECT関係などでオリジナル曲もありましたし。

*9:公式Discordよりも運営批判や遠慮のないコメントが多い傾向にありますが、多分開発者は巡回しています。

*10:現在ではこれは「若気の至りで、何でもできると思っていたが故に無理な計画をしてしまった」と開発者配信で認められているところです。現在はSteam版・Switch版スタートレールに注力しているそうです。ところで、スターライクの業務はシクスターゲートのほかにもあるようですが…

*11:特に、韓国国外からは一人当たり11ドルをほとんど超えないはずです。

*12:その後、シクスターゲートSwitch版の韓国パッケージ版ファンディングが、韓国以外からの支援が極めて困難なtumblbugで行われた時は、この時の反省があったのかは知りませんが、長期保存可能な加工が施された大きめのパッケージイラスト(希望すればサイン入り)を含めた190,000ウォンのプラン、さらに3人限定でコンポーザーにゲーム収録曲をコミッションできる1,000,000ウォンのプランがあり、非常に大きな成功を収めました。このクラファンの成功は高額プランの準備以外の大きな要因が他に多くあるとは考えられますし、パッケージ版のゲーム本体とDLCでは値段やその他もろもろが違うので一概に言えませんが、一人が支払える金額により高めの選択肢を用意するのは重要だと思います。

*13:Discordでもお知らせがありましたが、あまりに反応がなかったためか9, 10曲目の音源公開の際にお知らせがありませんでした。

*14:なお、一曲のアーティスト名義にPoDoDanというのがありましたが、これはシクスターゲート的には소음공해(騒音公害)でギターを弾いていたBlueArpeggioのことであり、なじみがないとも言い切れませんで、実際DLCに収録された際はBlueArpeggio名義でした。

*15:これもVtuberが歌う楽曲でしたが、POCOTONEの話と結びついたり燃えたりはほとんどなかったようです。

*16:初中級者にとっては何も追加されていないも同然であることは言うまでもないはずです。

*17:steamのキー発行が遅れていたそうです。ちなみに、実はこの「5月32日」にはもう一つ意味があり、POCOTONE DLCのデータアップデートと同時に2023年6月の出席報酬が追加されたのですが、本来報酬が6月分に更新され、6月の1日目の出席報酬がもらえるようになる予定だった2023年6月1日午前6時になっても出席報酬が5月分のままであり、しかも5月分の出席報酬が残っていた場合もう1日分受け取れるという、まさに「5月32日」バグが発生しました。これ自体はその日の結構早い時間に修正されましたが、このバグに救われて5月の出席26日目のバナーを取得した方もいるようで、これはロールバックされなかったということです。ちなみに、同じ年に「9月31日」バグも発生して、こちらの方がスターライク社の多忙によりなかなか直りませんでした。

*18:POCOTONEの新規コンテンツというだけで考えなしに支援した人もある程度いるかもしれませんが、POCOTONEやVtuberのファン側にとっては、考え方によってはVtuberユニットのオリジナル曲ばかり収録したアルバムの販売ですから、それほど考えなしでもなかった可能性はあります。

*19:このDLCは歌詞がほとんど韓国語のため、歌詞のテキストが公開されて翻訳機にかけられるようになるまでは歌詞の意味が全く分かりません。しかし、私にとってはその方がよかったりします。私がDJMAXの韓国語詞の曲を楽しめている理由の5割くらいは聴いても歌詞の意味が分からないところにあると思っています。

*20:QUASAR初心者オススメといった感じの譜面です。

*21:最初がSOLAR10としてはヤバい配置だと言われています。PBを狙う場合は途中にあるBPM80の48分も問題になります。

*22:英語のタイトルであれば、わかるのでそのまま呼びますが、韓国語のタイトルは読みも意味も分からないので、日本語訳で呼んでもよいと思っていたりします。ここではpapagoなどで得られたものを私が勝手に解釈して掲載します。とは言いながら、このタイトルにある「사무치는 누군가」は日本語にするのがかなり難しい言葉です。

*23:何これ?

演歌にしては速く、歌い方もいまいち演歌らしくないですが、そのようなツッコミを入れること自体がつまらないです。この曲に対する韓国語コミュニティでの反応から私が学んだ事として、韓国では日本でいう演歌のようなジャンルの音楽をトロットと呼ぶこと、そしてこの曲があります。yomohaさんありがとう

譜面は、およそ前半のせいでLN偏重譜面でもないのにノーツ数が異常に少なく、WHITE STARの失点が大きいです。最初の32分階段でWHITE STARを出すとすごく萎えます。

*24:ところで、このDLC曲にはジャンル名表記にはJ-PopはあってもK-Popはないんですよね。

*25:基本的に8分が主体であり、たまに出てくる16分も速すぎず遅すぎずで非常に精度が取りやすいと感じました。

*26:Youtubeの試聴音源でのタイトルから変更になった唯一の曲で、もともと「허둥지둥 오리라도 사랑이 하고 싶어~!」(あたふたアヒルでも恋がした~い!)というタイトルでした。変更になった理由は不明ですが、もしかしたら現行タイトルで読み同じとかいうオチでしょうか。

*27:わーーーみたいなタイトルの曲とか呼ばないでくださいって誰も呼んでないか

*28:このDLCパック、リズムが素直な曲が多くて表記レベルの割にPBが容易な譜面で構成されている印象なのですが、この曲だけは例外で、途中のギターソロで8分と12分の同時処理を要求する部分が非常にスコア難となっています。先行プレイ期間中はSOLARではPBが出ていませんでした。まあ正式リリースした途端に複数のPB報告が上がったのですが

*29:発狂BMSで破壊された譜面観で言うのもアレなんですが、メロディー合わせが素晴らしい譜面です。というかこのDLCの全編そうなんですが。ほぼ8分しかなく、最難所もかなり叩きやすく見やすい16分のため、13で一番PBが簡単な曲だと思います。

*30:このDLCで私が一番好きな曲です。譜面密度は確かに14のそれなのですが、リズムはBPM170の16分乱打以上に複雑なことはほぼ何も要求されていないため、特にLUNARは14で一番PBが簡単な譜面だと思います。SOLARにはSOLAR特有の認識の問題があり、前半は若干慣れが必要なところもありますが、 リズムが素直な点は変わっていません。SOLARの歌合わせと16分乱打の両立は完成度が高いです。

Quasar譜面をいつものようにアンサー音をハンドクラップでプレイすると音楽が16分乱打でかなりかき消されることに気づき、たまにはアンサー音を変更するかと思った、ということを書いておきます。

*31:難易度が全体的に低いこのDLCにも一応ボス曲を置かねばということなのかは知りませんが、この曲がレベル15となりました。とはいえ、この譜面も慣れれば簡単な15です。何をもって簡単というのかよくわかりませんが、BPM193の16分トリルは何とかなる方です。

*32:まずこの考え自体が古いという誹りを免れ得ません。

*33:とはいえ、もしかしたらPOCOTONEがDREAMSCAPEYの後押しを受けているとはいえどちらかといえば中堅の個人勢であってまだまだ成長途上(と、書いてしまってよいのかどうかわかりませんが)であることで受容にノイズがさほど入らなかったというのはあるかもしれませんが、それは割り引いて考慮するものではありません。先述した言語の壁により韓国語圏のVtuberに対する解像度がほぼ皆無の日本語圏の人間にとっては特にそうです。

*34:この言い方そのものは好きではありません。

*35:こう書いて노사무엘と読むらしい。私は「ナムル」だとばかり…

*36:言い方を変えると、必ずしもコンポーザー等の名前が前に出ることのない世界での音楽、でしょうか。音楽ゲームとはその辺の文脈が全く異なり、面白いです。

*37:実際は、両者の隔たりはさほど大きくないのだと思います。

*38:これが後知恵のズルさです。

*39:ところで、Steam実績に「POCOTONE パックの全曲をアルバムの順番に航海完了」するものがあり、大変悪名高いです。ゲーム中の曲順とは大きく異なるため、ファンディングでアルバムを実際に購入していない限り本当にノーヒントに思われ、DLCリリース当時のDiscord日本語コミュニティでは、韓国語コミュニティが出した「正解」をチャットログから見つけ出して共有することで一応の解決を見ました。実は6月30日の時点で曲順が書かれたアルバムの実物の写真が掲載されたFMコリア(インターネット掲示板)の投稿があり、これを見つけ出せばよかったのですが、それは韓国語でそれっぽい検索ワードを打ち込むことを要求したため個人差はあれどかなりの高難易度でした。当時の私は今ほど韓国語の文字に慣れておらず、しかも韓国の掲示板サイトをDCインサイドしか知らなかったため、この投稿に辿り着けませんでした。現在では非公式日本語wikiに正しい曲順が記載されているので難易度は下がっていますが、このような形でコミュニティの集合知に頼りきる実績は考えものです。

*40:偶然ですが、UNITY SESSION上の私のスコアに被る形です。私にとっては、このことに意味を感じないことが不可能です。

*41:これは何者かから「ランクA+以上を獲得したら受け取ってください」として、300個(もしかしたら、アフリカTVで配信者を支援するために視聴者が送る有料アイテム「星風船」のことかもしれません。)が送られてきたことに対する反応だったようです。同じSランクを祝うのでも、換金アイテムに比べれば投げられたEMOTICONなど存在しないようなものだということで…は考えすぎですね。

*42:そもそもEMOTICONで達成できる厄介度などたかが知れています。

*43:アルバムもそうですが、日本でも欲しいです。この手のシクスターゲートグッズを欲しがる日本のファンの人数を考えると仕方ないところもあるとは思いますが、いくら国際化が進んでもグッズの入手性においてはなかなか難しいところがあります。

*44:だからこそ「POCOTONE DLCのSwitch版は?」と思ったのですが。

*45:韓国語のDiscordはこのライブに関しては静かでしたが、恐らく現地参加が多かったためでしょう

*46:シクスターゲートとのコラボコンサートであるにも関わらずヤムがプロセカに言及して総ツッコミを受けたと思しき、何となくわかる場面はありましたが…

*47:検索能力が欠けており、10月まで気づかなかったのですが、実は3月下旬の時点で全曲のフルバージョンが配信切り抜きの形で存在しており、まとめてありました。その中には先述の3月18日の配信も含まれており、私は確かにその配信を聞き流していたのですが、楽曲公開と知るとネタバレを避ける意図で視聴を打ち切り、そして恐らくDLCとしてプレイするまで楽曲への思い入れが存在していなかったためにリリースの頃には楽曲公開の事実をすっかり忘れてしまっていたようです。同様に、DLCリリースまでこれらの曲を積極的に聴こうという人は少なかったかもしれませんし、全て配信の切り抜きなので話し声が入っているなど不完全です。要は、やっぱりアルバムが欲しいです。

*48:このときnamuwikiには사무치는 누군가의 위로の項目しかなく、おそらくアルバムを持っていない人はこれしか歌詞がわからなかったものと思われます。

*49:実際には、google画像検索で文字を検出してコピペし

*50:「いろいろなこと」の詳細はここにはあえて書きませんが、正直(一時期の)シクスターゲートにも重なるところがあるようなことだと思っています